
恋愛レベルとは、一体なんだろうか?
恋愛で悩む男性は極めて多い。
石を投げれば99%の確率で当たるくらいに多い。
しかし、一人ひとりの悩みの内容はばらばらだ。
悩みを解決するために、まず自分の「恋愛レベル」を大まかに6つに分けて考えてみよう。
恋愛レベルを認識せずに、ごちゃまぜになった恋愛ノウハウをつまみ食いすることはもうやめよう。
各レベルでやるべきことは全く違う。
ご飯を食べに行く場所に悩んでいる、というのを一つとってみても、その奥にある真の目的は様々だ。
- 初デートの場所を決め兼ねて困っているのか
- 少しでも女性ウケを上げようと人気のデートスポットを探しているのか
- 口説きの成功率を現状から10%引き上げるためにどんな場所がいいのか探しているのか
例えば、恋愛初心者が、デートの店にトコトンこだわるのは、悪いとは言わないが、どこか視点がずれていると言わざるをえない。
この段階では、デートが成功するかどうかを左右するのはもっと基礎的な会話内容などだからだ。
デートの店で成否がわかれるわけではないので、ホットペッパーで探せばどこも同じだ。
Contents
レベルゼロ~レベル1
レベルゼロ〜レベル1は、だいたい下記のような人が当てはまる。
- 恋愛初心者という自覚がある
- 恋愛以前の基礎コミュニケーションに問題がある
- 女性と付き合ったことがない・童貞
レベルゼロ そもそも恋愛の土俵に上がれていない段階
<レベルゼロの男性とは>
- 女性全般に対して苦手意識がある
- 自分にとって恋愛は優先順位のランキング外だと自己説得している
- 傷つくのが怖くて恋愛なんてしたくない
などなど、様々な理由で恋愛の土俵に上がれていない。
<レベルゼロがやるべきこと>
レベルゼロはそれ相応の治療を施さないと難しいが、この記事では主テーマではない。
レベルゼロからステップアップするための情報は、他の記事で提供する。
(追記)
レベルゼロは、一口にまとめて説明することができない。
- 過去に何らかの出来事があり女性に対するトラウマがある
- 機能不全家庭に育ったことが原因で対人コミュニケーションに不要なシナリオを持っている(いわゆるアダルトチルドレン)
- うつ病などのメンタル系の病気を患っている
- 本当に極端なネガティブ思考
- ひきこもりなど特別の事情がある
これらの原因があり、女性に限らず対人コミュニケーションに苦労しているケースが多いからだ。
もし上に書いたような特別の事情がない場合には、単に自分に自信が持てないというケースもあるだろう。
その場合には、こちらの記事を通じて気づきを得てほしい。
レベル1 女性と話はできるが、ことタイプの異性となると話すらできない段階
<レベル1の男性とは>
レベルゼロからステップアップしたか、あるいは幸いレベルゼロに落ちることなく人生を歩んでいる人は、ここからのスタートになる。
このレベルは、いわゆるモブキャラだ。
女友達としてなら普通に会話できるのに、その女性に好意を抱いたとたん行動や言動がおかしくなり、正常な対応ができない。
この症状が強すぎると、いわゆる「好き避け」を発症する。
少年漫画で、ある女性のことを好きになって真っ赤になって話すらできなくなる主人公を見たことがあるだろう。バクマンの主人公もそんな感じだ。
少年漫画で、そういう純朴な好意が実を結ぶストーリーばかりだ。
しかし現実は全くそんなことはない。
あなたもよくわかっていることだろう。
少年漫画の恋愛ストーリーは、少年向けマスターベー◯ョン物語だと思って諦めてほしい。
<レベル1がやるべきこと>
このレベルは、とにかく女性に慣れることが必要になる。
- 女性になれるというのは、挨拶+アルファの会話が普通にできるということだ。
- 別に相手に好きなってもらうレベルを求めてはいない。
- すべての女性に相手にしてもらうようなレベルを求めてもいない(実はこれは相当にハイレベルだからだ)。
- 仲の悪い人もいるけど、まともに口を利いてもらえる人も半分くらい入る、そういったレベルでいい。
- 女性がたくさんいる環境に身をおくことだ。
- 女性がたくさんいる短期のバイトを始めてもいい。マックとか、携帯のテレアポとか、なんでもいい。
- ネット恋愛では、最初からデートで一対一の会話をしなければならないので、撃沈を繰り返して凹むだろうが、これもレベルアップのために必要なことだと考えて乗り切ってほしい。(もしペアーズなどの恋活アプリをやるなら、「初心者が本当に知りたかったペアーズの使い方6ステップ」を参照してほしい)
とにかく女性に慣れることだ。
女性も同じ人間だと、頭ではなく身をもって体験することだ。
レベル2: 平凡恋愛レベル
<レベル2の男性とは>
通常のコミュニケーションには問題ないが、恋愛特有のコミュニケーションに課題があるレベルだ。
経験人数が1人~5人以下
- どうでもいい女性は付き合えるけど、好きなるとてんでダメ
- まぐれで好きになった女性と両思いになったことがあるが、まぐれ。
男性の80%くらいはこのレベルに属する。
レベル1を乗り越えると、好意を持った女性ともある程度の会話、コミュニケーションは取れるようになる。
コミュニケーションが取れるので、名前と顔を覚えてもらって、くだらない日常会話ができるようになる。
同じグループで仲良く出かけたりするようになるかもしれない。
仲良くなって、好意を抱くと、女性の心理、言動、行動、視線そういうことが気になり始める。
<レベル2がやるべきこと>
レベル2が乗り越えるべき壁は、好きな女性の行動言動反応に一喜一憂する自分を捨てることだ。
このレベルで悩んでいる人は、この記事を読んでほしい。
「女性の心理」を知りたがるあなたの恋愛が絶対にうまくいかない理由
また、会話レベルにいろいろと問題を抱えているケースもあるだろう。
付き合う前の初デート会話で絶対に抑えておくべき4個のポイント
自分の会話レベルもチェックして客観的に確認してみてほしい。
レベル3 男の恋愛入門レベル
<レベル3の男性とは>
レベル2(女性の反応が気になってしょうがないというレベル)を乗り越えて、自分は自分というスタンスが板についてくると、このレベル3に到達する。
レベル3になると、少年漫画やドラマの恋愛模様と、男がやるべき恋愛との間のギャップを受け入れる下地がととのったことになる。
レベル3に到達すると、恋愛面での努力が実を結ぶための下地が整ったことになる。
恋愛のハラハラドキドキに振り回される自分に嫌気が差して、男として己を向上させようという気持ちが少なからず出てくるからだ。
女々しさを捨て男性としてやるべき向上を図ることで、あなたは恋愛の世界で人並みの扱いを受けるようになる。
残念ながらこの段階では、気になる女性に直接的に好かれることはまだ無い
しかし、一部の女性からはわずかずつであっても好意を寄せられ始める。
なかにはあなたを好きになって告白してくる女性もいるかもしれない。
<レベル3がやるべきこと>
レベル3からは、やるべきこと=恋愛面での向上を一つ一つやっていく段階だ。
ここからは、前向きに恋愛面での努力をしていってほしいし、そのための情報をLVSでも提供していく。
ただし、個別の恋愛テクニックを集めたいわゆるノウハウコレクターになるのではない。
女性全般からNGを喰らわないための「まともな男」としての完成度を上げることに全精力を傾けるべきだ。
このレベルにある人は、俺の提唱する「恋愛3資質理論」を参考にしてほしい。
次の段階は、タイプの異性に対して普段の自分どおりにいられるかどうかも重要だ。
レベル2を乗り越えて来たとは言え、気になる女性に対しては本来の実力を発揮できないのがこの段階だ。
好きになってしまった女性に対しても自分を見失わないことを目指す必要がある。
焦らなくともいい。ゴールは案外近い。
レベル4 ちょいモテ恋愛レベル
<レベル4の男性とは>
彼女を作るのには困らないが、付き合える女性のタイプが限定されている。
最初から自分を気に入ってくれた女性に限り、恋愛ができる。
口説き落とした人数20人以下:単なる経験人数ではないので注意・口説きが成功して女性を本当に惚れさせた数
この段階からは、2−3割くらいの確率で、自分が好意を寄せた女性に対しても勝ち目が出てくる。
自分を見失わなければ女性からの減点ポイントを可能な限り減らすことができるので、自滅・自爆は防げるようになる。
しかし、残念ながらこのレベルでは、高確率で気になる女性を落とすことはできない。
その理由は、減点はしないとしても、十分な加点をしてその女性の好意を上げることができるとは限らないからだ。
同じような態度で接しても、ある女性はあなたを好きになり、ある女性はあなたを恋愛対象の圏外におくことがある。
<レベル4がやるべきこと>
レベル4の男性が次にやるべきことは、
女性ごとの適切な行動が取れるかどうかがテーマとなる。
レベル3を乗り越えて、気になる女性に対して
自分を見失わなくなると、ここから初めて
恋愛心理や恋愛テクニックが効果を発揮し始める。
(ただし正しい恋愛テクニックに限る)
レベル4では、女性心理を”冷静”に分析したり、
相手や状況に合わせて恋愛テクニックを適切に
使い分けることを訓練しなければならない。
ただし、いきなり恋愛情報商材を購入することはおすすめしない。
まずはコチラの記事を読んで、準備をしてほしい。
その後であれば、俺が実際に購入して役立った
恋愛情報商材を購入することも考えてよいだろう。
世の中には多数の恋愛商材があるが、本物はそれほど多くはない。
ここでは本物だけを勧めている。
レベル5 真モテ恋愛レベル
<レベル5の男性とは>
どうでもいい女性と同じように、気になる女性に対しても適切な行動が取れる段階だ。
一人ひとりの女性に適切に対応できるようになると、たくさんの女性と深い関係になる確率が飛躍的に上昇する。
様々なタイプの女性に対して広範囲をカバーできるようになる。
このレベルにくると、経験人数の多い少ないはもはや意味を持たない。忙しい人は恋愛にそれほど時間を避けないだろうから経験人数は極端には多くないだろうし、暇な人は朝から晩までナンパやらデートやらして女性を口説き落としまくっているからだ。
落とせる確率は人によってばらつきがあるかもしれない。しかしこの段階に来ると、PDCAサイクルが精度良く回っているケースが高いので、経験を積むことでどんどん成功率が上がっていくことになる。
レベル5では、俺はモテる!人生楽しい!最高!という高揚感に支配され始める。
女性をモノ扱いして虚栄心を満たしている男性が所属するのも、このレベルだ。
<レベル5がやるべきこと>
次のステップは、「自分の目先の利益」という小さな枠から開放されることがテーマになる。
このレベルでウダウダ留まっている人は、自分のゴール設定に問題がある場合が多い。
恋愛がうまくいき始めてテクニックに溺れるのもこのあたりだ。
レベル3で持っていた純粋な自己向上心が、目先の性的欲望を満たすことで覆い隠されてしまっている。本来のあなたの持っている素晴らしい姿が、性欲という本能によって覆い隠されてしまっている。
20代ならもちろん、30代くらいだとまだレベル5にとどまる人も多い。
レベル5にいることで、俺はモテるという気持ちよさ(=自分の万能感)を満たしたいからだ。
しかし人生時間は有限であり、寿命が尽きるまでに何をやりたいのかがわかっている人ほど、このレベル5を速やかに通過していく。
結婚して家族を作る人もいるだろうし、何か他のことにエネルギを振り分け始める人もいるだろう。
レベル5がやるべきことは、「いつまでも女のケツを追っかけてる俺って何なんだろうな」と省みて目を覚ますことだ。
このレベルの男は、そもそも、口説き落とした女性の中で結婚してもいいかなと思えた女性が何人もいるはずだ。
レベル6(FINALレベル) 恋愛遊戯卒業レベル(解脱レベル)
<レベル6とは>
恋愛は大事だけど一番大事なことは他にあると思っている。
見返りを求めないで与えることができる段階だ。
このレベルに到達すると、その女性の人生に良い影響を与えられるようになる。
たとえ彼氏彼女の関係になろうがなるまいが、どちらでもよくなる。
良い影響が何か、というと一律に定義することが難しいが
少なくとも、ハズレを引いた、と女性に思われることはなくなる。
その女性の人生で一番好きになった人、という扱いをうけることもある。
たとえ別れが訪れても、あなたと出会って人生が変わった、という感謝の言葉を言われることすらあるだろう。
このレベルに到達すると、どれほど容姿が優れていたり世間から価値を認められている女性でも一人のちっぽけな人間にすぎない、ということが腑に落ちる。
一人のちっぽけな人間にすぎないのだから、当然、自己中心であったりわがままであったらい未熟だったりすることもあるし、人に言えない悩みもある。
そういうことがわかると、美女だろうがなんだろうが、特別扱いをしなくなる。
(色々悩みを聞いて、こいつ可哀想なやつだなあと思って)優しくしていたら、勝手に好きになられてしまったりする。
もはや恋愛をしているつもりもなくなっているかもしれない。
<レベル6がやるべきこと>
特に無い。
自由に生きてほしい。
もし可能なら、過去に自分が悩んできた道のりを今一生懸命に歩んでいる男性たちの力になってあげてほしい。