
デート会話の重要性はいくら話しても話し尽くすことができません。
女性とデートできれば、恋愛に進展するかと言うと全くそんな事はありません。
むしろデートというのは「本番」なので、デートでどんな会話をするか、ということで、あなたが恋愛対象としてアリかナシかが厳しくジャッジされます。
ナシと判定されたら、そこから挽回するのは(無理ではないにしろ)けっこう難しいし面倒くさいです。
そこで今日は、初心者が取り組むべき会話のテクニック「デート会話の基本3フェーズ」を紹介します。
Contents
デート会話基本3フェーズとはなにか??
「フェーズ」ってなんだろう、とお感じのかたもいるかもしれませんが、ステップや段階といったことと同じ意味です。
プログラムのように「序盤、中盤、終盤の3つの段階」でデート会話の構造を組み立てていく、というものです。
デート会話での基本は
フェーズ1序盤、
フェーズ2中盤、
フェーズ3終盤
の3つに分かれています。
分かれていると言うよりも、こういうふうに分割して構造化するほうが色々と都合がいいんです。
例えば、デートでの女性との会話時間が1、2時間あったとします。
食事などに誘ったとき、一度の女性との会話時間のチャンスは1〜2時間ほどだとします。
それを3つのフェーズに分けて考えていこうというのが私の提案する内容です。
例えば、3つのフェーズを1時間のデートに当てはめるときを考えてみます。
この場合、デートの時間割は、
フェーズ1序盤が15分、
フェーズ2中盤が全体の二分の一の30分、
フェーズ3終盤が15分ほどだと考えてください。
会話の基本3フェイズを考える上で、このように時間割を組むという感覚をまずは取り入れてみてください。
会話に時間割??という抵抗感
「デートに時間割なんて…」と感じる方も多いかもしれません。
デートは楽しむものであり、仕事じゃないんだから・・・
と思う人が大半でしょう。
まあ、その気持はわかります。
が、お茶を濁しても仕方がないので、ここではっきり言わせてもらいます。
あなたが理想とするような可愛い、美しい、性格のいい、最高の女性と過去に付き合ったことがないのであれば、
あなたは会話センスがありません。
もし一度くらい美女と運良く付き合えたとしても、その後全く鳴かず飛ばずなのであれば、
やっぱりあなたには会話センスがありません。
会話センスがない人は、自分のおもうように行き当たりばったりの会話をしていては、永久に理想の美女を落とすことなどできません。
宝くじ的な確率で撃沈を1000回くらい繰り返せば、或いは一度くらいは当たりを引けることも・・・あるかもしれません。
交通事故的に、男が欲しくてたまらない美女があなたの前にパンを頬張りながらダッシュで現れるかも知れません。
(そんなわけ、ねーだろ!と思いますよね)
そもそも1000回も極上の美女とデートに行けることなんて、今の貴方にはそれこそ不可能のはずです。
今あなたが気付くべきなのは、これまでと同じように何も考えずに会話していたら、これまでと同じかそれよりもひどい結果しか生まれない、という世界の不条理です。
デート会話基本3フェーズでは実際に何をするのか?
デート時間が60分だとすると、
序盤15分、中盤30分、終盤15分といった時間配分を丁寧にやっていかなければなりません。
イメージとしては、
フェーズ1序盤が前菜、
フェーズ2中盤がメインディッシュ、
フェーズ3終盤がデートやコーヒーのようなものです。
このようにデートの会話の時間を三段階に区切ることをおすすめしています。
序盤・中盤・終盤それぞれでやるべきことは、それぞれ個別の記事で詳しくお話していきます。
フェーズ1序盤でやることの概要
ここでは簡単に説明すると、
まずフェーズ1序盤でやるべきなのは、あなたが変な人じゃないということを知ってもらうということです。
女性というのは、男性ほど腕力も強くありません。
いざというときにトラブルに巻き込まれるリスクというのが日常と隣わせに存在しています。
可愛い子、美人な子、スタイルのいい子、人気の子、モテる子、ナンパされまくる子、そういった女性は似たような友達で固まります。
女性間の噂話は光速で広まるので、誰それがストーカーに遭っただのトラブっただのという話がリアルに聞こえてくることも多いです。(女性の噂話好きは男性には理解できない世界です)
また、男性と比べて脳の感情を司る部位が活発なので、何かしらのトラブルに巻き込まれたら激しいストレスに見舞われます。
こういうことがあるので、初対面で会ったあなたという男性が「とりあえず変な人じゃないこと」を確認できなければ、仲良くなることは不可能なのです。
フェーズ1序盤では、仲良くなるための大前提である、「自分は変なやつじゃないよ、むしろ愛されキャラだよ」という印象を女性に与えていきます。
フェーズ2中盤でやるべきこと
フェーズ2では、女性と親密になるための会話をしていきます。
親密になる、という表現だといきなり口説くのか、という印象を持たれるかも知れません。
しかし、例えば初対面や二回目の段階でいきなり口説くことに無理がある場合も多いのです。
貴方に魅力を感じていなければ、どうでもいい男に口説かれてうざい、と思われてしまうことは容易に想像できますよね。
貴方に魅力を感じていない状態で口説かれるというのは、「押し売り」をされているのと全く同じ心理なんです。
フェーズ2でやるべきなのは、深い話をすることと、貴方という人間をプレゼンテーション&アピールしていくことです。
貴方という商品がどんなものなのかを知ってもらうということです。
フェーズ3終盤でやるべきこと
フェーズ3でやるべきなのは、接点確保のための会話です。
接点確保とは、次回以降も連絡を取り合ったり実際に会ったりできる関係を維持するということです。
知り合ってから口説いている途中で接点が切れてしまうと、もはや恋愛に進展することは不可能です。
連絡を取らずに、家で念仏や超能力によって女性を惚れさせることができるなら、そんなに楽なことはありませんが、俺はそういう実例を見たことがありません。
(黒魔術とかで何かそういうのをやってそうですが、俺としては詐欺にしか見えないのであまり近寄るつもりはありません。)
フェーズ3では、接点を繋ぐための最善の努力をします。ベストを尽くすということです。
なぜ3フェーズを厳守するのか
3フェーズと言っているように、順番も大事ですし、時間配分も大事です。
ちゃんと理由があります。
まず、フェーズ1をすっ飛ばしてフェーズ2にいってみたとします。
この場合、フェーズ1で女性からみてあなたが変な人じゃないという確証が取れていないので、フェーズ2に進んでもうまくいきません。
いくら自分をアピールしても詐欺師が騙そうとしているようにしか見えませんし、深い話をしようとしても個人情報を教えたくないと思うでしょう。
フェーズ1をすっとばしてフェーズ3に進んだとしても、フェーズ1で変な人じゃないという確証が得られていないので、フェーズ3で接点を取ろうと努力されても怖いとしか思えません(必死さが怖い)。
フェーズ2をすっ飛ばしてフェーズ3に行ったとしても、これはこれで成功率が落ちます。
フェーズ2が無いと、その女性が「あなたともっと話したい」という気持ちを持っていないのが普通です。
よほど外見が好みであるとか、よほど強力なメリットを女性に与えられるなどの特殊な理由がない限りは、「もっと話してみたい」と思わない男とデートに出かけたりはしないわけです。
だから、フェーズ1からフェーズ3まですべてクリアする必要があるわけです。
時間を区切っているのもちゃんと理由があります。
デートに慣れていない男性によくあるのが、フェーズ1で全体の時間の75%くらいを使い尽くして、残り時間でフェーズ2,3を全然やれずにデート終了、というものです。
これは、女性=お客さんの立場から見て、料理で言えば、前菜のサラダしか出てこなかったクソレストラン、ということになります。
でも、本当にこういうデートが多いんです。
フェーズ2でやるべきことがデートの本番なのに、メインディッシュ的な会話を全くできずにデート終了。
そんなデートをしていても、女性があなたを魅力的だと思うわけがない、そう思いませんか?
食事でいうメインディッシュの中盤のために、しっかりとした時間をとっておくことが必要です。
あなたも会話3フェーズで会話の基本を習得しよう
レベルチェック診断テストでの一番最後の質問に、「デートでの会話の時間割りを決めて、その通りに進めたり誘導していますか」という質問をしているのですが、それに当てはまると答えられる方は上級者レベルといえるでしょう。
https://love-success.com/talk-level-check/
一部の天才を除いては、適当に会話していて女性を思い通りに惚れさせることはできません。
会話をあまり考えずに、適当にしていても女性を落とせるという方は、(本当に一部の天才をのぞいては)ほとんどいないでしょう。
女性が心を開き、あなたに好意を抱くようになる、という心理的現象は、自然法則のようなものです。
一度のデートにおいてやるべきことを一つ一つこなしていくことで、その法則に従って女性との関係性を進展させていくことができます。
女性の警戒心を解き、親密になり、好意を抱いてもらえるようになっていきます。
そのためには、会話センスのない方や会話に自信のない方は、やるべきことを計画してその通りに実行していくほうがよいでしょう。
行き当たりばったりでは、なかなか上手くいかないものなのです。
同じことを地道に愚直に繰り返すほうが、上達が早いのです。
それをデート会話の時間割といった、フェーズ1(序盤)、2(中盤)、3(終盤)のように考えていくのが提案です。
ということで、本日は会話3フェーズの概要をお話してきました。
次回の記事では、フェーズ1で実際にやること、をご紹介しますので、お楽しみに!